膝の裏が痛い症状⇒【ハムストリングからくる膝の裏の痛みの症状・原因・対処法】

 

ハムストリングからくる痛みの症状・原因・治療法

膝の裏が痛いときの原因のひとつにハムストリングからくる膝の裏の痛みというものがあります。ハムストリングと膝の裏はとても近いので関係が深いと言えます。ハムストリングからくる膝の裏の痛みについて症状や原因、対処法について詳しく見ていきましょう。

■ハムストリングからくる膝の裏の痛みの症状

ハムストリングは大腿骨(だいたいこつ)の裏側にあり、二つの関節をまたぐ半腱様筋・半膜様筋(内側)と大腿二頭筋(外側)という3つの筋肉の総称です。分かりやすく言い換えると脚の太ももの後ろ側にある筋肉のことです。内側(半腱様筋・半膜様筋)のハムストリングは脚を内側に回転させる時に使い、外側(大腿二頭筋)のハムストリングは外側に回転させる時に主に使います。

ハムストリングは股関節の伸展と膝関節の屈曲に働き、走る競技、スポーツにとって最も重要な筋肉といえます。筋肉トレーニングをするのが難しく、肉離れなどの怪我を起こしやすい筋肉でもあります。

ハムストリングからくる痛みのほとんどの場合は「肉離れ」です。肉離れは頻度の高いケガの一つで、一度経験するとトレーニングやストレッチを入念に行っていてもクセになったり、なかなかつっぱり感が消えないという方も多いと思います。軽度なものですと引っ張られるような感じや違和感を感じます。症状がひどい場合、痛みで運動が出来なかったりハムストリングを伸ばす動作や走る、ジョギングなどが困難になり歩くのも痛みが強く歩くのも困難になってしまうこともあります。

sponsored link

■ハムストリングからくる膝の裏の痛みの原因

ハムストリングからくる膝の裏の痛みの原因はいくつか考えられます。以下の項目に当てはまるようでしたらハムストリングを負傷しやすくなっているかもしれません。

・筋力や柔軟性の低下
・太ももの前後の筋肉バランスの悪さ
・ハードワークによる筋肉の使い過ぎ
・筋肉の切り替わりのスイッチがうまくいかない
・骨盤の歪み

このような原因によりハムストリングから膝の裏の痛みになっている可能性があります。

■ハムストリングからくる膝の裏の痛みの対処法

ハムストリングを負傷している場合は休養をとる、練習などのメニューを見直すことが重要です。肉離れは、頻度が高く治ったかも分かりにくいです。だましだまし誤魔化しながら練習を続けると、より悪化してしまいます。しっかり休養をとり練習のメニューを変更しましょう。

正しいストレッチを行う。筋肉が硬くなっている状態は弾力性がないため、十分伸びることが出来ず、切れてしまい、ストレッチをしてしまうと、自分から肉離れを起こすことになってしまいます。ストレッチを行う時は、筋肉が伸びやすい状態のお風呂上りやなるべく弱く気持ちいいストレッチを行うように工夫しましょう。

血行良くして筋力の柔軟性を上げる。蒸しタオルを使って、ハムストリングを温めることにより血行が良くなります。一日三回程度、毎日行ってみましょう。運動、日常生活、スポーツの練習など体の使い方の改善。ハムストリングに負担かけないこと心掛けて改善しましょう。

どちらにしても早期に治療することが大事ですので早めに病院へ行き診断してもらうようにしましょう。

⇒半月板ガングリオンの症状・原因

⇒膝裏の痛みの原因・症状

⇒膝が痛いときは何科の病院

sponsored link