膝の裏が痛い症状⇒【膝蓋腱炎の症状・原因・治療法】

 

膝蓋腱炎の症状・原因・治療法

膝の裏が痛くなる症状として膝蓋腱炎というものがあります。普段からジャンプするような動作が多い方は膝蓋腱炎の可能性がありますので、詳しく見ていきましょう。

■膝蓋腱炎の症状

膝の画像1

膝蓋腱炎(しつがいけんえん)とは、膝蓋靭帯炎やジャンパー膝とも呼ばれている、膝の痛みを引き起こす病気の一つです。ジャンパー膝という名の通り、バスケットボール、サッカー、バレーボール、バトミントンなどジャンプを頻繁に繰り返すスポーツなどで起こしやすいのがこの膝蓋腱炎です。

膝の上下に痛みが出たり、スクワットやジャンプをすると痛い、膝の皿の下端を押すと腫れているといった、痛みにも特徴があるので、運動をしている方で、上記の特徴と一致している方は、膝蓋腱炎が疑われます。

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■膝蓋腱炎の原因

膝蓋腱炎の原因として一番は膝を過度に使うことが主な原因です。膝蓋腱炎の原因は、スポーツなどで、ジャンプ、キック、急なストップなどを繰り返し行うことで、太ももの前の筋肉に負担がかかり、ひざのお皿の上下の付着部に炎症がおこり、痛みが起きます。一般的には、膝の皿の下に痛みが起きることが多いです。

膝蓋腱炎は、非常に再発しやすい障害といえます。原因としては、初期の段階では、レントゲンなどでも診断できないことが多い為、痛みが引いたら、すぐに原因となった動きを繰り返して、再発してしまうという連鎖を繰り返してしまうことにあります。MRIという、体内を断面として検査する装置でも、発見が難しいです。

■膝蓋腱炎の治療法

膝蓋腱炎の治療法は症状の度合いによって変わってきます。軽度なものであれば炎症を抑えるのにアイシングを痛みを感じる箇所に、10~15分くらいを目安にすると痛みが和らぎます。しかし膝蓋腱炎は再発がとても多いものですので完治させることが重要です。しっかりと足を休ませることが大事ですので中途半端な休養ではまたすぐに繰り返し再発します。しっかりと休んで(月単位)完治させてから復帰するほうが良いでしょう。膝蓋腱が断裂している場合には手術をすることもあります。

膝蓋腱炎の予防法になりますが、太ももの前面のストレッチを重点的に行い、股関節も同時に伸ばすことが、効果的な予防法になりますので予防、再発防止できるようにしましょう。

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